「気運」と「機運」という言葉、「気」と「機」の違いですが、この「気運」と「機運」、いったいどういった違いがあるのでしょうか?
ということで、今回は「気運」と「機運」の違いと意味や使い分けをわかりやすく解説しています。
「気運」と「機運」の意味の違い
まずは2つの「きうん」の意味を調べてみました。
【気運】
物事がある方向に進もうとする傾向。
【機運】
物事をなすのによい機会・時機。
「気運」は何かの物事が進行している中で、一定の方向に向かおうとする傾向のこと。「機運」は何かの物事を実行するのにちょうどよい時期のこと。
「気運」と「機運」の使い方
気運は、「復興への気運が高まる」「政権交代の気運が高まる」「優勝への気運が高まる」など、物事がある方向に進もうとする場合に使う。
機運は、「政治改革の機運が熟する」「絶好の機運がおとずれる」「静かに機運を待つ」など、物事をなすのによい機会を表す場合に使う。
簡単にまとめると、「気運」は雰囲気で、「機運」はタイミングということです。